僕らの研究室

僕らの日常を書きます。

教採の面接対策をしていたときのこと1

T嶋「あー、長所と短所書くの難しいー」

僕の研究室には、今年教員採用試験を受ける人が4人います。

この日は、面接でよく聞かれることに関する返答を考えていました。

T嶋「俺、短所ないんだよねー」

保護者「それは短所だと思うよ」

T嶋「いやいや、短所だって自分でわかってるなら直してるし。」

それもそうです。余談ですが、T嶋くんは、最近ああ言えばこう言う面倒なやつになってきました。

『ああ言えばこう言う委員会終身名誉会長』である保護者くんが悪い影響を与えているのでしょう。

T嶋「長所。うーん。視野が広いことですとか?」

保護者「視野広いの?」

T嶋「さあ?」

僕「T嶋は視野広いと思うよ。サラダ好きだし。」

T嶋&保護者「???」

僕「草食動物って視野広いじゃん」

T嶋「確かに。って、いや、いやいや。草食動物は草食うけど、草食うからって草食動物とは限らないよ」

ツッコミどころそこかいとは思いましたが、スルーです。

僕「元から草食動物なのかもしれないよ」

T嶋「でも俺肉も食べるしなあ・・・」

真面目な顔で何を言ってるのでしょうか。

ここで、研究室にいることが珍しいO下くんが、このクソみたいな会話に参戦します。

O下「じゃあ、"肉を食べるので物事を多角的に見ることができます"って長所は?」

草食動物の目は横に、肉食動物の目は前についています。肉食動物の目のつき方は、目の前の獲物との距離を測ることに長けているという話を聞いたことがあります。

視野が狭い代わりに、獲物を立体的に見ることができるのです。これを、O下くんは上のように表現したのでしょう。流石、群の表現を専門にしているだけはあります。

T嶋「ってことは、草も肉も食う俺は、視野が広くてしかも物事を多角的に見ることができる!?」

僕「† 最強 †だね。」

T嶋「長所見つかったわ!ありがとう!」


T嶋くんは、来年も教員採用試験を頑張ります。